何度も繰り返して垂れ流す。
そしてポジティブな部分は全カット。
自分で自分にこんな印象操作してませんか?
前回の話:Part4:執着《印象操作》
ということで
執着についての考察シリーズ、
本日でPart5に突入です。
※これまでの話
Part1:執着を手放せない理由
Part2:執着《不完全燃焼》
Part3:執着《偽りのロジック》
・・・
まずはプラス要素(成果)が
なかなか見いだせないという人への
オススメ処方箋話のつづきから。
前回、“時差アリ前提装備”の話で
ココロの余裕を持つことができれば、
今まで見えなかったモノ(成果)が
見えるようになりますよ
的なコトをお伝えしたのだけれど、
コレをもう少しロジカルに補足しておくと
プラスがなかなか見いだせない人というのは
眼前のマイナスにばかり気をとられてしまうあまり
実は、ちゃんと、そこにあるプラスに
気がつきにくい状況に陥っているのよ。きっと
だから、その存在感バッチリのマイナスを
プラスマイナスゼロにするというか、
そこまではさすがに無理でも、せめて多少なりとも
マイナスを緩和して目立たなくするというか
まずは鬱蒼と生い茂る雑草(マイナス)を大雑把にでも
取り除いてやることで、そこに隠れている
小さな花(プラス)を見つけやすくする。
そのために、まずは草刈りしましょう!
そんなイメージなのだ。
で、これに照らせば、前回話した
時差アリ前提を持つというのは
わっ、ダメだった、失敗した…(>.<)
と、今までなら動かしようのない
マイナスだったものが
今回はまだ結果が出なかったか…(p_-)
という具合に捉え方が変わる効果があるでしょ?
これだけでも随分とあなたの視界は良好になり、
花が見つかりやすくなるはずなわけ。
ね、この理屈。
わからなくはないでしょ?
さて、それでは。
前回の予告どおりに、マイナス要素を緩和し
プラス要素が見出しやすくなる
処方箋をもうひとつだけ。
で、まずは最初にあなたに質問。
僕たちは子供の頃から幾多のテストというヤツを
受けてきたと思うのだけれど、あなたが自分で
これなら及第点と思える点数は
はたして何点以上だろうか?
あ、ここで言うテストって、明確な合格基準点が
決まっているような何かの資格試験みたいなのでなく
学校で受けた中間・期末テスト的なヤツね。
平均点は何点だったの?とか、そういうのは抜きに
ザックリ、漠然とした感覚でOK。
もし、及第点と言われてもピンとこなければ、
親や友達に見られても、まぁ平気、大丈夫な感じの
点数という具合のイメージでいい。
はい、それでは!
5秒以内で答えよ!!
・・・・・…5
・・・・…4
・・・…3
・・…2
・…1
では逆に。
ダメだった、やっちまった!(>.<)と
感じる点数は何点以下だろう?
親や友達に見られそうになったら咄嗟に思わず
隠してしまいたくなるようなイメージの点数だ。
はい、それでは!
コレも5秒以内で答えよ!!
・・・・・…5
・・・・…4
・・・…3
・・…2
・…1
さて、さて。
最初の問で、あなたが答えた点数は
70点?80点?90点?
それともやっぱりパーフェクトの100点満点?
はたまた半分できれば上等の50点とか?
そして次の問。あなたが答えた点数は
20点?30点?40点?
それともやっぱ1桁のインパクトは…の10点未満?
はたまた半分以下の50点とか?
これが生の勉強会なら個々の答えと
それに対する見解なんかをお互いに
披露してもらうとおもしろいのだけれど、
それはまたそういう別の機会に譲るとして
ここで認識してもらいたかったのは
事程左様に僕たちは、点数化してその結果のトータルに
GoodかBadかのジャッジをするという癖、思考パターンを
子供の頃から知らず知らずのうちに
刷り込まれているというコトなのよ。
こんなブログを読んでいるようなあなたなら
こんな話をしている意図は、もう、何となく
察しがついていると思うのだけれど
どんな点数だったとしても、そこには
できた問題とできなかった問題があるわけ。
もし仮に、コレが0点だったとしても
考え方は合ってたけど最後の最後ケアレスミスで
○がつかなかった問題が一問はあったとか
もっと言えば、完全にお手上げ、全問全滅だったとしても
少なくとも名前は書いてテストを受けたという
実績はあるのだから、放棄したのとはわけが違う。
逆に点数は100点だっとしても、解答用紙に書いた字が
もう少し丁寧だったら、なお良かったのにとか、
もう少しスタイリッシュな解答があったのに…とかね。
点数に反映されない部分にだって
できたトコとできなかったトコがあるのよ。
そして、さらにはテストを返してもらった後のコトを
ちょっと思い出してみてほしいのだけれど
多くの先生はきっとこう言ったはずなのだ。
「できなかったトコロをもう一度見直しておくように!」
そう。
あなたが仮に80点、90点を取って
トータルとしては及第点だったとしても
ダメだったマイナス20点、10点の方に
フォーカスさせられていたわけ。
こうして、殊更できなかった部分に着目するという
癖づけをされながら僕たちは育ったのよ。
ちなみに、もしも、多くの先生が
「まずはできたトコロをもう一度見直して自信を持つように!」
なんてことを言ってくれていたとしたら、きっと
『ないものではなく、あるものに目を向けましょう』
こんな文言を大人になってまで、わざわざ学んで
殊更ありがたがる人なんて、もっと、ずっと
少数だったかもしれないよね(笑)
と、まぁ、こんな具合に
いかに僕たちがマイナス要素に目がいくような癖を、
知らず知らずのうちに刷り込まれてきたかを
再認識することで、プラス・マイナスへのフォーカスの
しかたに多少の変化は望めるとは思うのだけれど…
とはいえ ね。
長年かけて、すっかり・しっかり・強固に
できあがってしまったこの習性を修正するのは、
そうそう簡単なコトではないのよ、現実的には。
で、実は、ここまでの話は前フリというか、
事前の必要な仕込みというか…(って、長っ!^^;)
ここからが今日お渡しする処方箋の本題。
そして、その効能としては
今回の冒頭で話したイメージでいうところの
小さな花(プラス要素)を覆い隠す
生い茂った雑草(マイナス要素)の丈を、
総じて一律半分以下にしてしまえる
みたいな!?
もしそうなるとしたら、コレ
なかなか有益でしょ?(^^ゞ
・・・
さて。
自己啓発・スピリチュアル的なことを学んでいると
目の前に起きているコト、目の前に見えているモノ
これらは全て100%自分自身が創り出している。
なんてことを聞いたことがあるよね、きっと。
ココロの持ちよう、捉え方一つで、いかようにも
その属性はプラスにもマイナスにも転じる。
みたいな ヤツね。
そして、確かに。
全てはホント自分次第だなぁ…と生々しく
実感することもしばしばあったりして
そんな時には、真の理とはガチでそういうもの
なのかもしれないと、やけに確信めいた感じに
満たされる時もある。
でも、その一方
リアルに厳然とそこに存在する、
自分だけではどうにもならない障壁を
認識せざるをえない時というのも
実際には、やっぱ、あるでしょ?
で、そんな時
そんな右往左往・行きつ戻りつする
コトこそが魂の学びであり、
進化・成長するということなのだ。
なんて話を思い出し、何とか前向きに、
健やかな状態にココロのチューニングしようとは
もちろん試みるのだけれど…
ぶっちゃけ、しんどいものはしんどいよね(笑)
でも、だったらいっそのこと現時点での
現実的で有効な始末のつけ方として
目の前に起きている全ての事象は
自分自身(内なるモノ)が50%、
対象・相手(外なるモノ)が50%の
ハーフ&ハーフで創り出される。
みたいな前提にしてしまうのもアリだと思うわけ。
さすればコレ、どうなるかというと
例えば、今日の話に沿ってイメージしてみるに
何かしらの行動を起こした
その結果(成果)が30点だったとしよう。
この時の状況というのは言うなれば、
目の前に立ちふさがる70(100-30)ポイントの
マイナス(雑草)が30ポイントのプラス(花)
を隠している。
みたいなことになる。
ただ、ここで。
ハーフ&ハーフ前提を採用することで、
このマイナス70ポイントのうちの
50ポイント(相手分・外)は
自分ではどうしようもできないのだから… と
コレはもう何も考えず、まずは無条件に
バッサリとやってしまえばいいのよ。
つまりは
目の前にある20(70-50)ポイントのマイナス(雑草)から
30ポイントのプラス(花)が顔を出している。
みたいな感じになるわけ。
これなら少なくとも花の在り処くらいは
認識できるはずでしょ?
そして、さらに言えばこれは相手分が
50点中0点という最低の場合で、
もし仮に、あなたの30点に呼応して相手側にも
20点の結果(成果)があったとすれば
20ポイントのマイナス(雑草)から
50(30+20)ポイントのプラス(花)が
顔を出している状態になる。
というか、コレはむしろ花の周りにチョロっと
草が生えているみたいな絵面だよね、もはや。
このハーフ&ハーフ理論で、
自分では基本どうにもならない50点分は
無条件に地面の下に埋め込んでしまう。
そして、もしもあなたの努力に呼応して
加点があればそれはボーナスポイント。
より一層、成果が目立ちやすくなるだけ。
みたいな
こんな前提を持って物事にあたることができれば
随分とプラス要素を見いだしやすくなるに違いない。
そんな気、するでしょ?(¨ )
というわけで
前回の時差アリ、今回のハーフ&ハーフ。
ともにいたってシンプルではあるけれど、
これらを、ホントに自身の中に前提として
しっかり組み込み、馴染ませるには
ある程度のトレーニングは必要だと思う。
とはいっても、そんなに難しいことでは
なさそうでしょ?
まだ慣れないうちは都度、この前提を
意識的にイメージングする。それでOK。
これを繰り返しながら慣れてしまえば
いいだけのことだ。
そして、これらを標準装備化できたなら、、
目の前に起きている事象に対する自分自身の
フォカースポイントがホントに変わるのを
実感できるはずだから
ぜひ試してみてね(^^ゞ
・・・
と…
本当はここまでの内容はサクッとお伝えして、
三つ目の紐解きポイントの話に進もうと
目論んでいたのだけど、、、
念入りな前フリ、仕込み話を始めてしまったあたりで、
この考察の更なる一話延長は確定済だった?!(笑)
ということで
次回(こそ!?)最終章へと続きますφ(..)
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