執着《印象操作》

ちゃんと?!“執着”は生じていながら、
感情属性をプラスにキープできる人の
考え方・ココロの癖とは?

ということで、執着についての話は
まだ続きますφ(..)

※これまでの話

Part1:執着を手放せない理由

Part2:執着《不完全燃焼》

Part3:執着《偽りのロジック》

・・・

さて、それでは、紐解きポイントの二つ目。

僕が思う、感情のプラス属性をキープ
しやすい人の特徴というのは

Part2で記したコチラの過程。

=====

STEP1.自分が強烈に心惹かれる対象ができる。

STEP2.その対象に自分の思い・エネルギーを注ぐ。

STEP3.その対象が自分の思いどおりにならない。

STEP4.しかし諦めることができず、さらにエネルギーを注ぐ。

STEP5.以下、3⇔4の繰り返し…

=====

このSTEP3のところで

“自分の思いどおりにならない”の前に
(全部は)と但し書きが入るというか ね

要は、コレ。

NGだった部分と同時に、OKだった部分も
認識しているか否かということなのよ。

自己啓発界隈でよく使われる表現で言えば

『ないものではなく、あるものに目を向ける』

みたいなのがニュアンス的には近いかなぁ。

ただ、この文言を使ってチャンチャンでは
ちょっと雑というか、あまりにも芸が無いので、
もう少し掘り下げていくスタイルで。

どうぞ本日もおつきあいくださいませ(^^ゞ

・・・

恋愛であれ、ビジネスであれ、何であれ、
何かしらの行動を自ら起こした時というのは、
必ず何かしらの成果(反応)がある。

それは相手にかもしれないし、自分にかもしれない。
またそれは即時にかもしれないし、
いくばくか後かもしれない。

でも間違いなく、そこになにか はあるのよ。

ただ、それに気づけるか否か。
実はそれだけなのだ。

とはいえ、目論見どおりにいかないと
感じるトコも勿論ある。
(きっとコッチのほうが多い!?)

まぁ、その比率バランスはケースバイケースとしても
感情を左右するネガ・ポジ要素は両方あるわけ。

さて、そして。
ここからが重要なのだけれど

感情がマイナス属性の方に振れやすい人というのは、
昨今話題になっているテレビの偏向報道よろしく、
自身のココロビジョン!?にネガティブ要素ばかりを
切り取って、繰り返しバンバン垂れ流すというか…

あたかもすべてがうまくいっていないかのような
印象操作を自分で自分にしている感じなのよ、コレが。

例えば

先生が生徒に対して、若者がお年寄りに対して、
こんなにもひどいことをした。
なんてニュースがあったとして

それを見た僕たちは、実にけしからん!
と憤慨するわけなのだけれど

その前後関係、現場で起きていたことを
知ることで印象が変わるコトってあるでしょ?

実はそのひどいと報じられている行為の背景には

その先生は他の教員・大人達が見てみぬ振りをして
腫れ物に触るようにしていた生徒に対して
愛をもって、勇気をもって、関わった。

その若者は周りの迷惑などお構いなしで
傍若無人に振る舞うワガママ老人に
あんた、いい大人なんだから、
いい加減にしろよ!と注意を促した。

なんてことがあっても、
そこは一切報じられていない。

みたいな。

そう。

そこにある、他の要素が加味されると、
また、それらの要素をどのような
組立・論調で表現するかによって

ただただ、けしからん! なのか

ちょっと行為はいきすぎだったけど
気持ちはわからないでもない… なのか

いや、今時めずらしい、
素晴らしい先生、若者だ♪ なのか

印象、受け取り方はいろいろと変わってくるわけ。

でね。

まぁ、テレビ等のマスメディアには
ある程度の公平・公正・客観的な報じ方が
求められるところもあるかもしれない。

(実際には視聴・購読してもらうがための、
ネガティブ感情を喚起するような恣意的表現、
ピックアップが圧倒的に多いように思うけど…(¨ ))

ただ、こと自身のココロビジョンにおいては
どこをどうピックアップしようが、
どんな組立・論調で表現をしようが、
全くもって自由なはずでしょ?

ここでは印象操作はいかようにでも、
自由自在にやりたい放題なのだ。本来。

あ、でも、ここで言いたいのは
ただただひたすらポジティブ要素だけをピックアップし、
ネガティブ要素には蓋をして無かったことにする。

みたいなことを推奨しているわけではない(一応念のため)

バランスの程度問題、あまりに偏った、言ってみれば
虚偽の印象操作をあまりに繰り返すのはむしろ逆効果。

だって、そんなのすぐバレるというか
自分のコトなんだから、ね。

でも、きちんとネガもポジもトータルに加味した上で、
自分の可能性を信じて、さぁ!まだまだこれから♪
というニュアンスの表現をココロビジョンに映し出して
自分を応援する的なコトは決してわるくない。

そうすることで自身の感情がトータルでプラス属性の
方向にキープされれば、執着を必要以上に立派に育み、
苦しくて、にっちもさっちもどうにも…
なんてコトにはなりにくいはずなのだ。

とはいえ、中には、そもそもの話として

プラス要素(成果)が全く見いだせない とか

圧倒的バランスでマイナス要素が多過ぎて
どうピックアップしようが、
トータルでマイナスにしかなりえない

みたいな人もいると思うのよ^^;

で、そういう人向けの処方箋というか、
オススメのちょっとしたコツ、考え方の癖づけ
みたいな話を二つばかり紹介すると、、、

先にも実はちょっと触れたのだけれど
成果には時差があるという前提を持つ。
これは結構有効でね。

例えば

=====

職場でどうにもソリが合わない、△△さんという人がいて
それがあなたのストレスの原因になっていたとしよう。

で、△△さんとの関係を改善しようと目論んで
朝一番で△△さんに対して最高に愛想よく

「おはようございます♪」

と挨拶をしてみようと
ある日ある時あなたは思いったったわけ。

ところがその初日。
挨拶された△△さんは不機嫌そうに
何だコイツ?みたいなリアクションで
挨拶を返してくれない。

でも、あなたは、そうそう簡単には
いかないよな、と自分に言い聞かせ
次の日も、そしてその次の日も
挨拶を投げかけてみるのよ。

ところが三日、一週間と続けても△△さんは
もしかしたらそれで、会釈のつもりなのか???
くらいの反応はするもの、相変わらず怪訝な顔をして、
あなたへの挨拶は返してくれないのだ。

そして、迎えた週末。休みの間にあなたは

やっぱり、あの人とは根本的に無理なんだ。
こっちがせっかく先に歩み寄ってるのに…
あーもう!バカバカしい!!ヤメヤメ!!!

と諦めることにした。

そして週明け、あなたは△△さんに挨拶を
することはせず、見向きもしない。

△△さんがあなたの方を見て、何か言いたそうな
素振りをしていることにも気がつかずに、、、

実は△△さん。休みの間に今度こそ
挨拶されたらきちんとあなたに笑顔で
挨拶を返そうと心に決めていたのだ。。。

=====

みたいなコトって実は沢山あってね。

でも、そこに生じる時差を待ちきれず、
あなたはホント、あと一歩のところまで
たどり着いていながら、はい、成果なし。
とジャッジしてしまうわけ。

あ、ちなみに、ここで

挨拶なんてされたら即返す。
それが当たり前でしょうが!

という“ベキ論”は言いっこなしだよ。

もちろん僕だって個人的にはそう思うけど
ここで言いたいのはそういうことではない。

(いや、むしろ、総じて、そんなのは当たり前!
と自分が強く思っているモノサシにこそ
成果を見逃す罠があると思った方がいい かも)

時差があるという前提を持っていれば、
仮に即レスがなくても、カーっとすることなく、
ココロに余裕が持てるというか

その余裕があればもしかしたら
△△さんの中に芽生えていた微妙な変化
(=小さな成果)に気づくことが
できたかもしれないというトコなわけ。

さすれば、もしかしたら、あきらめの週末を
迎える前に、あとひと押しの働き掛け、
もう一言を添えることで、△△さんからの
レスを引き出せたかもしれないでしょ?

いや、僕自身。

この時差アリ前提を装備?!してからというもの
ネガティブ感情に巻き込まれてココロの余裕が
なくなるということが激的に減った。

だから、もし、即レスなし、既読スルー的なw
ことで感情の針がマイナス方向に即座にピョンと
触れてしまうような心当たりがある人は

そういう局面に遭遇した際に、この前提を思い返して
自身のココロをチューニングをしてみて。

コレが馴染んでくると、これまでは見出すことが
できなかった繊細・精妙な変化(成果)に
気がつくことができるようになるはずだから。

・・・

えーっと、引き続き二つ目の処方箋は
といきたいところなのだけど、
今回もかなり長くなってきたので、、、

コレは次回の最初の方で、サクッとお伝えして、
その後、大見出し、紐解きポイントの三つ目へと
話を進めますφ(..)

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