執着《偽りのロジック》

“執着”がどのように育まれていくかという
過程については前回話したとおりなのだけれど、
中には同様の過程で“生きがい”を育む人もいる?!

はたして、その違い・ポイントは何なのか?

ということで、執着についての話
Part3に突入です。φ(..)

※これまでの話

Part1:執着を手放せない理由
Part2:執着《不完全燃焼》

・・・

さて。

Aさんとのやり取りの中で垣間見た、
一周回って新しい?!と僕が感じた
執着問題の始末の付け方。

“執着”⇒“生きがい”昇華ルート!?

なる今回の話。

僕なりに、こうして記事を書きながら、アレコレ考え、
紐解きポイントを3つほど抽出してみた。

で、今回はまずはその一つ目。

コレは自分の思考・感情・意志の整合性というか
言ってみれば当たり前のコトをまずは整理し
再認識するという話なのだけれど

“生きがい”が持てれば
“執着”は手放せると思う。

というこのAさんの文言には

現在自分が執着して苦しんでいる対象とは
別の“生きがい”足りえる対象が見つかれば、
意識がそっちに向くに違いない。

だから今のこの苦しみから解放される、
執着が手放せる、というロジックが一つある。
(Aさん自身もそんな旨を語っていた)

まぁ、確かにコレはわかりやすいというか、
一見シンプルで手っ取り早いルートな気がするよね。

でも、きっと、おそらく

僕が観ずるに、Aさんがこのルートを
辿るのは難しいというか、もっと言えば

Aさん自身の“このルートを選びたくない感”

がアリアリなのよ、コレ^^;

だから、やっぱり

“執着”を手放せれば(コレが)
“生きがい”だと晴れやかに思える。

こっちがAさん的には本意・本命なのだ、きっと。

むろん、Aさんもこの方向でこれまで
一生懸命に自身何とかしようと
してきたのは想像に難くない。

でも、どうしても、マイナス属性の
感情の方が勝ってしまうのが常態化。

この苦しさを何とかしたい、
そこから逃れたい と

自身ホントはバレバレの、偽りのロジックを
採用してしまおうかという衝動に駆られる。

もっと言えばそれが偽りだということすら
自分でもわからなくなってしまっている!?

みたいなその心情はよくわかる。

でも、やはり、どんなにしんどくても、
ごまかしてはいけないというか ね。

ココに立ち返る、ココを自分で再認識して
きちんと受け入れないことには
根本的な解決には至らないのだ。

いや、仮に、よしんば、
別の対象が出きたとしよう。

でも、だからといってAさんの思惑どおりに
執着は手放せないというか

もう少しニュアンスをわかりやすく表現するなら

相当に高い確率で(ほぼほぼ100%!?)
その新たな対象にもAさんは同様に執着を立派に育み、
今と変わらない状態になるだろうなと思うわけ。

そう。

コレはその対象の問題ではなくて、その対象に
エネルギーを注ぐ時の心持ちというか、Aさんの
考え方・ココロの癖みたいな部分の問題なのだ。

それに、そもそも

“執着”が生じないような(その程度の)対象が
“生きがい”になるとは到底思えないのよ、僕は。

こう言われると、あなたもそう思うでしょ?

つまり、ということは、ほぼ間違いなく

一見、とても前向きに“生きがい”を育んでいる
かのように傍からは見える人の中にも

ちゃんと?!“執着”は生じているのだ。

それでも、感情属性をプラスにキープ
できるのはなぜなのか?

そういう人の考え方・ココロの癖みたいなモノは
Aさんのそれとはどう違うのか?

そのあたりが二つ目、三つ目のポイントの話に
つながっていくのだけれど、それはまた次回…

最後にポチッポチッと♪

にほんブログ村

★LINEトークCARE【随時、相談受付中♪】
専門のカウンセラーに24時間いつでもLINEで気軽に相談できる!
⇒僕もカウンセラーやってます♪

★ココロの体操(生)随時開催中!
少人数グループセッション形式のプチ勉強会で
柔軟なモノの見方・捉え方を身につけよう♪
⇒詳しくはコチラから

★個別のカウンセリング・セッションのご案内はコチラ

コメントを残す