前回の話:執着を手放せない理由
“生きがい”が持てれば
“執着”は手放せると思う。
というAさん。
“生きがい”も“執着”も共に
自分が生きていく上での活力・エネルギーの
源であるという理屈は何となく
理解できなくはないのだけれど、、、
明らかに、何かが違う。
例えるなら
自分の中のエンジンを動かす燃料的な
ものではあるのだけれど、
“生きがい”ならキレイに燃焼、
エンジンはすこぶる快調。
“執着”だと不完全燃焼、一応動きはするものの、
エンジンからは異臭・異音発生。
Aさんが感じている違いは
こんなイメージなのだ。
だとすれば“執着”に混在している
不純・不燃物は何なのか?
これを取り除くことができれば
異臭・異音はおさまる?
というわけで
ちょいと掘り下げてみましょうか(p_-)
・・・
さて。
まずは執着が生じる過程というのは
=====
STEP1.自分が強烈に心惹かれる対象ができる。
STEP2.その対象に自分の思い・エネルギーを注ぐ。
STEP3.その対象が自分の思いどおりにならない。
STEP4.しかし諦めることができず、さらにエネルギーを注ぐ。
STEP5.以下、3⇔4の繰り返し…
=====
と、まぁ、こんな感じだと思うのだけれど、、、
こうしてあらためて文字にして眺めてみると
その字面からはどこにもネガティブな感じって
うかがえなくない?
人生において、自身でコレぞ!と思える、
(簡単に諦めちゃえる程度のモノではない)
憧れ・目標的なモノが見つかって、
それに向かってチャレンジし続ける。
むしろ、とっても前向きな感じだよね?
いや、それこそ、コレって“生きがい”
になるパターンなのでは???
とか思えなくもないでしょ?
そう。
“執着”が生じる過程というのは、
“生きがい”が生じる過程ともなりえるわけ。
では、その分岐点は何か?
どこで、どうして不純物・不燃物が混在し、
不完全燃焼な感じになってしまうのか?
前述のSTEP1~5のどこで、どうなると
ネガティブな要素が混じってくるのか?
と考えてみると、まぁコレは大方想像が
つくとおり、STEP5のとこだよね。
最初はドキドキ・ワクワクみたいな感じの
どちらかと言えばプラス属性だった感情が
いつしかマイナス属性のそれに変わってしまう。
なかなか思うようにいかないことからくる
失望感、苛立ち、自己嫌悪、etc…
そして、さらには、自分はこんなにも
頑張ってるのになんで応えてくれないの!
と、心惹かれた対象に憎悪すら
覚えたりなんかしたりして…
こんなに苦しいならいっそ諦めた
ほうが楽になれるのでは?
などと自分に問いかけ、言い聞かせてみたり
するものの、コレを思い切ることはできず。
こんなに苦しいのに諦められないのは
自分にとってそれだけ大切な存在なんだ!
なんてことを再認識。
さらに自分の中での価値がどんどん
あがっていってますます手離れなくなる。
以下、
どんどん雪だるま式にその思いは
膨みながら堂々巡り、、、ループに嵌まる と
こんな感じで“執着”は育っていくのよ。
<(゚ロ゚;)>ノォオオオオオ!!
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
さて。
でも、その一方でSTEP5に突入しながら
感情のプラス属性をキープし、その対象を
自身の生きる糧、活力とする人も中にいるわけ。
はてさて。
その違い、ポイントは何なのか?
そこが明らかになれば、もしかしたら
異臭・異音のしない燃料に精製できるかも、、、
いや、コレ。
僕もこれから考えるので
d( ̄  ̄) ヾ(^o^;オイオイ・・・
あなたもちょっと考えてみて。。。
(つづく…)
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