タレント、アーティスト、政治家、等々
様々な方が順番に血祭りに。。。
今週の文春砲とかいって、次は誰？
みたいな、このパターン。
しばらくは続いていきそうな雰囲気だよね。
誰かを見つけちゃ、常にバッシング
し続けるこの感じ。
なんだかなぁ…とは個人的には
思うところもあるけれど、
テレビ・週刊誌は視聴率・売上が
上がるのだから、まぁ、やるよね。
また、数字が上るということは、
ある意味、皆がそれを求めている
ということには間違いがないわけで
僕も、そんなにもういいよ…
とか思いつつも、ついつい見ちゃうし^^;
で、これら一連の出来事・報道に対する
怒り・苛立ちの反応ポイントとして
『言ってることと、やってることが
全然違うじゃないか！』
というのがあると思うわけ。
僕たちって、とかく言行一致を
他人に求めたがるというか、、、
自分の言葉に責任を持つ 的な感覚って
当たり前のモノサシとして、
いつのまにか、みな持っているのだ。
だから
大臣になったからと浮かれて
ファーストクラスに乗って喜んでる
その感覚はいかがなものか？
って言ってた当人が
それをやってるってなると
もう３倍返しで、
ふざけるな！けしからん！！
となるわけ。
あんなに立派なコトを言っていたから
期待していたのに…
この裏切りは許せない！！ と
まぁ、コレはダイレクトな感じで
わかりやすいというか、
まぁ、そう思うよね、確かに。
でも
あんな素敵な歌詞を書いていたのに、
そんなゲス野郎だったなんて…
ひどい！ウソつき！私の感動を返せ！
っていう文脈になってくると
ちょっと【？】って思うわけ。
歴史に残るような画家、音楽家、文筆家、、、
の人達の、奇人変人・非常識エピソード
みたいな話ってよく聞くし
アーティスト、芸術家と呼ばれる人が
生み出した作品とその人の人格・人間性は
別物だというモノサシって多少僕たちは
持ちあわせているでしょ？
でね。
『芸術作品』を『表現』と置き換えてみると
別に芸術家でなくても、ちょっと、その心象は
変わってくるというか、、、
これまで礼賛、リスペクトしていた人が
何かひとつ、非道徳的、自分の意にそぐわない
言動をしたからといって、一気にその全てを
否定的にとらえてしまうというのは、
ちょっとばかり乱暴だと思うわけ。
だって、コレ、ひっくり返して
ゲスの極み、人としてどうよ？的な人が
何かひとつ、超素晴らしい言動を
したからといって、その全てを
肯定的にとらえるケースって、、、
上のパターンに比べると
めちゃくちゃ少ない気がしない？
このうけとりかた、感性の
アンバランスって
僕たちが子供の頃から日々、
目や耳にしてきたテレビ（メディア）が
どうしても、そのパターンの表現をしてきたから
そっちの思考ルートばかり発達してしまった
みたいなコトなのかもしれない。
でも、だからこそ、時々、意識的に
自分で別の思考ルートを辿ってみる。
それって大事かも と思うのだ。。。(¨ )
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