◆無駄かもしれないけれど、大切かもしれないコト

ここ最近とある事情で、今は誰も住んでいない
実家の片付け・荷物整理をすることになった。

現在はそれぞれ別の暮らしをしていて
会っても年に数回の状態がここ何年かの
通常モードだった母と弟と僕の3人が
超久しぶりにかなりの頻度で実家へ出向き
粛々と片付け作業に勤しんだ。

以前、4人家族で住んでいた時のまんま。
10年前に父が他界してからのほぼ放置状態で、
それはそれは物の数・量がハンパなく、
エライコッチャのバタバタ作業^^;

僕と弟は、コレはとにかく
片っ端から捨てだな…と。

しかしながら母は

リサイクルセンター的な所に食器・グラス等から
アレもコレモ持っていきたいと言い張るわけです。

事情を聞くと、今住んでいるところの地域で
そういったところで働いている人となにがしかの
サークルのつきあいで懇意にしているらしく、
そこで古びたものをキレイに磨いたり修理したりして
再び世に流通させるその仕事ぶりを見ているものだから

とにもかくにもただ捨てるのは勿体無い と。

『一つ一つはいくらにもならないけど、数が集まれば
ボーリング(母の趣味です)のゲーム代位にはなるんだよ。』

『紙コップだってリサイクルできるんだよ。
また、5回持ち込みをすれば、スタンプが
たまってトイレットペーパーがもらえるんだ♪』

『もう、私。すっかりエコに目覚めてて…☆彡』

などと嬉しそうに力説する母を見て

昔の人だから、アレもコレも勿体無いって…
ヤレヤレ…(^_^;)という呆れ&弱ったなというセリフや

いやいや、そのために箱・袋詰めする作業時間、
運ぶために往復する時間・ガソリン代を考えると
それってどうよ…

というツッコミ文句もチラッと頭をかすめたけれど、
それを母に伝える気にはならなかった。

費用対効果だコストパフォーマンスだ
いかにすれば効率的で生産性があがるのか?

そんなことばかりに頭がいってしまっている
自分にふと気がついた僕は、

一生懸命に紙コップを箱詰めして、せっせと
車に運び込み、実家と今の住まいを
1時間以上かけて何往復もする75歳の母を
ちょっと素敵だなと思った。

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