と、自信を失っている相手に対して
あなたはダメじゃない。だってあなたには
こんな素敵なトコロもあるじゃない!
などと励ますパターン
よくあるでしょ?
または
そんなの全然ダメなことじゃないよ。
自分だって、他の人だって皆そんなもんだから。
なんてのもよくある。
まぁ、確かに、時と場合によっては
こういう励まし方が功を奏するのを
否定するものではないけれど
でも、こういうのってどこか
見て見ぬふり・臭いものには蓋
的な風味が漂う気がするわけ。
そして何より
その相手が自分のダメなところにちゃんと
正面から向き合ってるほどに、当人にとっては
ただの気休め程度にしかならないし、
たいして響かないのよ、大抵の場合。
(ちなみに、当人があなたはダメじゃないって
言って欲しくて、自分はダメだと言ってる場合は
この限りではない…(p_-))
というのも、コレ
励ましてる側からすれば一見、
相手を肯定しているようでいて、その実
当人が自分でダメだと思っているのに
それをダメじゃないっていうことは、
相手のそのモノサシを真っ向から
否定していることになるでしょ?
かといって
自分のこういうところがダメなんだ
と、自信を失っている相手に対して
そうだね、確かにあなたのそういうところは
本当にダメダメだよ!うん。
なんて追い打ちをかけるのも
それはそれでどうよ?って話だし、、、
相手の“自分のこういうところはダメ”を
否定も肯定もせず励ましたいと思ったら、
はてさて、どうしたものか。。。
・・・
いや、コレ なかなか難しいけれど
例えば
自分のそういうところが自分でダメだと
思えるあなたは決してダメじゃない。
そういう感性があるあなたならきっと大丈夫。
そういう感覚、大切にしていこうぜ♪
みたいな前提・視点でもって相手に
相対してあげれば、わりといい感じに
励ませそうな気がするでしょ?
自己否定、ネガティブ感情、コンプレックス
的なものはとにもかくにも撃退!
みたいな
そういう偏ったポジティブ信仰は
下手をすれば相手の素晴らしいところ、
可能性の芽を摘み取ることになりかねない。
自分自身、悩み、苦しみ、そのあげくに
ようやくほのかに、でも確かなものとして
芽生えてきた今の自信、自己肯定感なのでしょ?
そんなコトもすっかり忘れて、相手の
その貴重なプロセスを奪うような
“今の自分”が気持ち良いだけの
無責任な励まし方を相手にしてはいまいか?
そういう自戒の念は常に自分のどこかに
持っておきたい。
そんなふうに思うのだ…(¨ )
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