現状を打破して、自分を変えたい。
こうしたチャレンジの中に存在する
2(3)つの壁の話を前回しました。
そして、それを突破しようとする時に
行動できない、続けられない
そんな自分に最終的に行き当たってしまう。
—–
今までと同じ事をしていたら今までどおり なのは当たり前。
変わりたいなら 今までとは違う行動を起こさないと!
あれこれ考える前にまずはアクション!
そうすればその先にこれまでとは違う
自分の考えが出てきますから。
一番早く泳ぎを覚える究極の方法は
足がつかないプールに飛び込むことです。
etc…
——
まずは行動!さすれば理屈は後からついてくる。
いや、それは、ホントにそのとおり。
僕自身も実際にエイヤ!と力技でコレをやってみて
その効果・効能を実体験しましたし、
何だかんだで 結局は、コレが一番早く成果が出る(出やすい)
ということもよーくわかります。
でも、どうしても、この行動至上主義というか
そのノリになかなか馴染めない僕みたいな^^;
人も中にはいらっしゃると思うんですよね。
で、この状態を例えば
・・・
鬱蒼とした、それこそ自分の背丈よりも 高いような
草むらがあなたの目の前にある。
そしてそれはもう見るからに不気味な
感じを漂わせているわけです。
毒蛇が出るんじゃないか、底なし沼があるかもしれない、
踏み込んだら迷ってしまい抜け出せなくなるかも…
などといった恐怖と不安がとめどなく浮かんでくる。
でも、その草むらの先には視界良好
ひらけた素晴らしい広場があるわけです。
そして広場には空調完備の快適な施設もあれば
美味しいモノが飲み放題・食べ放題。
楽しい、心やすらぐBGMも流れていて…
で、その広場側にいる人たちは
『その草むら抜けて、早くコッチへおいで♪』
と、あなたに言うわけです。
でもあなたは
「いやいや、無理だって、こんなおっかない草むら。
何がいるかわかんないし…」
と、ビビりまくるわけです。
『いや、大丈夫だって!その草をかき分けて、
とにかくコッチの方へ進んできてみなって♪』
「いや、でも、やっぱり…
どっかにこの草むらを迂回する道はないの?」
『ああ、それはないよ。
この広場は草むらに ぐるりと四方を囲まれてるからね。
この広場に来る人は皆、必ずその草むらを
抜けてくるしか無いんだよ』
「うーん…そうなのか。じゃ、やっぱり
向こうの広場に行くのにはこの草むらに
足を踏み入れるしか。。。」
ここであなたは一旦、草むらに背を向け、
ちょっとその場から離れ
実際、進んでみたら案外何もでないかもしれないし、
せいぜいが、ちょとしたすり傷ができる程度かも…
現にこの草むらを無事に抜けて広場で楽しんでる
人たちがいるわけだし、きっと大丈夫だろう、うん。
案ずるより産むが易しって言うじゃないか…よし!
などと必死に自分に言い聞かせ、再び回れ右。
何とかその草むらに踏み入ろうとするわけです。
しかし、いざ、鬱蒼とした草むらが
目の前に近づいてくると。。。
「…あぁー、っもう!やっぱダメだ…
どうしたって、怖いものは怖い(>.<)」
・・・
こんな風にイメージしてみましょうか。
こんな状況で、僕たちは
勇気が湧く話・方法とかをこれでもかと
100個・200個と読み聞き漁り
またちょっと違った風味の切り口として
草むらを抜けた先の広場の素晴らしさを
とことん具体的にイメージングする
なんてことをやってみたりとか
どうにかこうにか、いかにして
草むらを突っ切るか
ここにキュウキュウとするわけですよ。
でも、しかし
怖いものは怖い
どう頑張ってもその不気味な草むらを
突っ切って広場へ向かう勇気は出てこない。
いや、ホント、申し訳ないけれど、
コレばっかりは、誰が何と言おうが…
死んでも無理です!(T_T) と。
で、他の人が突っ切れた草むらを
突っ切れない自分は何て意気地なしなんだ…
と、落ち込み、自分を責め
快適で楽しい向こうの広場に行ってみたいという
思いは間違いなくあるのだけれど、、、
仕方がない、あきらめます。。。と
・・・
さて、こんな風に
行動できない=草むらを突っ切ることができない
と、なぞらえて考えて見た時に、
ちょっとした糸口・突破口らしきものが
見えてくるような気がするわけです。
目指すべき広場は四方をぐるりと
その草むらに囲まれている。迂回路はありません。
なんとも意気地がない、情けないと思いつつ、
あなたはどーしても、草むらの中に
分け入っていくことができない。
では、もう、これでチェックメイト、
打つ手なしかといえば、
そんなことはないですよね。
あくまでも目指すは広場にいくことであって、
草むらを突っ切れる自分になることではないわけです。
だとすれば
その草を刈ってしまえばいい。
もしくは、その草むらには毒蛇もいないし、
底なし沼なんてありはしないということが
確認できればいいわけですよね。コレ
つまりは、行動できない原因となっている
障害物・抵抗感を無くす、ないし減らす事が
できれば先に進めるのではなかろうか。
と こう思うわけです。
あ、でも、コレ。
いわゆる発想の転換とか、そういう事を
ここでは言いたいわけではなくてですね…
うーん。。。うまく表現できないなぁ^^;
何とか伝わるように、ちょっと別の
切り口から話を続けます。
この何とも不気味で何かが出てきそうな
鬱蒼とした草むらの正体なんですが、
これはどうやら僕達のココロが
創り出しているシロモノなんですよ。
人には変化を嫌う、現状と違う状態に なりかけると、
それを元に引き戻そうとする
心のメカニズムが備わっているんですね。
コレ、多くの先生方が言っていて、
また僕自身、自分の日常の中で意識してみると、
〈なるほどねぇ…〉と思い当たるフシが山ほど あってですね、
コレは本当にそうなんだ と。
(例えばマリッジブルーなんてのは
そのわかりやすい現象のひとつなわけです)
で、僕達が行動を起こす。つまりは
これまでの自分を変えようと企むと、
TPOによってその強弱・大小の差はあれ、
自分自身(内なる自分的な輩です)が
引き起こしてくる何らかの抵抗にあうわけです。
この”抵抗”をわかりやすくイメージ化してみたのが
この草むらだと思ってください。
さて、そして。
この抵抗メカニズムによって現れた
障害物は自分の心が勝手に創りだした
実体の無い幻というか。。。
だとすればです。
心のコンディショニング、
持っていきかた次第では
不気味で鬱蒼とした草むらを
もしかしたらもう少し視界のいい
路もちゃんとある森とかに変える。
なんてことが可能なのではないか と。
えーっと、、、
何となく言いたいこと、伝わりますかね?^^;
そして
行動至上主義、体育会系のノリに馴染めない
コテコテの文化系人間?!が自身の課題克服に
チャレンジするにあたり、多少なりとも
行動しやすくなるであろう
心のコンディショニング、持っていき方
取り組み方のヒント・切り口的なモノ。
コレを僕なりにアレコレ考えてみたわけです。
というわけで。
次回は、その中から特に効果がありそうだと
僕自身が実感したモノ3つを
順次お伝えしていこうかと思います。
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