水野氏主催の勉強会があった。
テーマは
『選ばれる人になる』~仕事や恋愛でも使える、
楽な気持ちで自分を活かす考え方
というもの。
ともすれば、
キャッチーでテクニカルなニオイが漂ってしまう!?w
この表題を水野氏がどう深掘りし本質的な部分を
どう表現するのか?興味があったというのが一点。
また、参加予定メンバーの顔ぶれを見ても水野氏の元、
日々、自己探求・研鑽に励んでいる
僕も今までに何度がお会いしているおなじみの方々も
多い様子だったので、いろいろと
興味深いディスカッションが聞けそう(¨ )
という期待感もあって参加してきたわけなのだけれど
内容については、まぁ、コレは、さすがというか
本質的な部分は外さず、その上で現実的に
何をすれば選ばれる確度が高くなるかという
具体的な話も織り込まれた前半の講義パート
からの
後半の質疑応答・ディスカッションパートも
大いに盛り上がり、その後の懇親会は
更に言わずもがなで、、、
いや、楽しい一日でした。
というわけで、せっかくそんな勉強会に
行ってきたのだから、僕なりの『選ばれる人』
というテーマで思うトコロを一節、
書き留めておこうかと。。。(p_-)
・・・
さて
今の僕なりに『選ばれる人』とは?
と定義・哲学大喜利wするならば
『準備しかできないということを
ちゃんと識っている人』
とか(¨ )
もうちょっとわかりやすくするために
言葉を尽くすと
選ばれることはないかもしれない
というコトは充分に承知の上で、
それでもそのための準備に全力を注げる。
そういうエネルギーを持っている人というのは
選ばれる確率が相当に高くなるのでは
なかろうかということなわけ。
そう。
選ばれるというのは相手があることであり、
最終的には相手次第。
自分だけではどうにもならない。
この厳然たる当たり前のことを
僕たちはついつい忘れてしまう。
だからいつの間にか選ばれるコト前提で、
目の前の実情に一喜一憂、気を揉んでしまうのだ。
そしてそこから生じる空回り感、失望感、劣等感、etc…
といった類のものたちが自分を追い詰めていき、
結果としてより“選ばれない”確度が上がっていってしまう。
みたいな^^;
あ、でも、ココで言いたいのは
選ばれないのが当たり前。
それを前提にしておけば、肩の力が抜けて
それが却って上手くいくことにつながる。
みたいなことではない。
(そういう効能もあるとは思うけど)
えーっと、例えば、そうだなぁ
『あー私も彼が欲しい。
どこかに良い人いないかなぁ…』
なんて日頃からこぼしている彼女。
でも、そんな彼女の部屋は散らかり放題。
とてもじゃないけど異性を家に呼べる状態じゃない。
巷で言われる、いわゆる汚部屋女子的な女性なわけ。
で、その汚部屋状態を親しい友だちとかに
指摘された時の彼女の返し・言い訳は決まって
「そういう人が現れたら私だって
ちゃんと片付けるもん」
みたいな
そんな設定だとしよう。
でも、きっと、おそらくは、
かなりの確度で今の彼女に
彼氏ができる可能性は限りなく0に近い。
ちなみにコレはキレイ好きの女性の方が
男性には好まれるとか、そういうことではなくてね
ここで問題なのは本人も気がつかないうちに
《自分には恋人なんかどうせできない》
みたいな前提が彼女の潜在意識に
ガッツリ刷り込まれていて、
だから部屋をキレイにしようという
モチベーションが湧いてこない。
という状態にあるトコなのだ。
そう。コレが彼女には、彼氏ができるための
スタンバイが全然できていないということなわけ。
このニュアンス、わかってもらえるかなぁ…
部屋をキレイにすれば
ファッションやメイクを研究すれば
男性が喜ぶ会話術を習得すれば
etc…
仮に、こういったありとあらゆる
彼氏ができるための努力を彼女が
「そういう人が現れたら私だって
そういうの、やるもん」
というモードではなくて
自ら先んじて、本気で、そうしよう、そうしたい!
そして、そういうことに頑張る自分が楽しい♪
みたいな状態になったとしたら、時間の問題で
彼女には彼氏ができそうな気がするでしょ?
△△すれば彼氏ができる
というノウハウ・テクニック的なものに
盲目・受動的にすがるみたいなことではなく
△△したくなるような自分になれば
彼氏ができるかもしれない
というイメージが能動的に彼女の中に
どんどん湧いてくる。
そしてそのイメージに引っ張られるように
実際の行動が自然とそこに伴ってくる。
こんな状態になるというのが僕がここで言う、
スタンバイOK、準備が整うというコトなわけ。
もちろん、そうなったからといって
彼氏ができる100%の保証はない。
それは相手があることだから、、、
でも。。。
ね?
何となくできそうな予感 するでしょ?^^
そして、これは恋愛に限らず、
あらゆることに当てはまる。
準備しかできないということはきちんと自分の奥底で
受け入れつつも、その準備に全力を注いでいる。
そんな自分が顕現した時、奇跡は起こる!?
みたいな
以上、お題『選ばれる人』の哲学大喜利でした。
さて、ここからは、勉強会に参加して
あらためて思ったこと、気づいたことも少々。
確かに、選ばれる人になれれば
恋愛もビジネスも何か順調に進展していく
みたいな気がしてしまうけれど
実は選ばれるというのはスタートであって
そこからが本番というか、選ばれた後に
本当の苦難!?が待ち受けているというか…
僕のところに恋愛相談に来る方というのは
まがりなりにも自分も相手も相互に選び・選ばれた
仲ではあるのだけれど、二人の間のお互いに対する
存在意義というか、まぁ、平たく言えば
相手の自分に対する扱いに対する不平・不満。
そこから発生するこの不安を何とかしたいんです
みたいな人がとても多い。
お互いに惹かれ合い、お互いを必要とし
晴れて結ばれた二人。
バラ色の蜜月関係が続いていくと思いきや
然うは問屋が卸さない。
ということはほぼほぼすべてと言ってもいい位の
世の大多数の方が周知のコトでしょ?(笑)
まぁ、色恋沙汰を例にとると一番わかり易い
かとは思うのだけれど、実は選ばれた後の方が
大変だというのはこれに限らない。
今回の勉強会『選ばれる人になる』というテーマで
ありながら参加者の中に冒頭の自己紹介的なところで
実はずっと選ばれたくないと思ってました。
という旨の発言をされた方がいて、
僕は(ん?それってどういうコト??)
と、すぐには飲み込めなかった瞬間があった。
だって、選ばれるということは誰でも
それだけでとりあえずは嬉しいことだという
モノサシしか僕の中にはなかったから。
で、その人達の『選ばれたくない』という
思いに至る思考プロセスを聞いて、その場では
へぇー、なるほど、そういう人も中にはいるんだな
と納得をし、興味深いなぁ~くらいの受け止めだったわけ。
でも、こうして自分なりに勉強会を振り返り、
アウトプットをしながらハタと思い至ったのよ。
むしろ、それって実はとても当たり前のコト
なのかもしれないなという発想に。
いや、だって
選んでくれた相手の思いに全力で
誠をもって、本気で応え続ける。
それは軽々にできることではないでしょ?
相手の思いと今の己を鑑み、
選ばれたくないと素直に思うというのは
とても誠実なことではあるまいか と。
なんだか久しぶりに新たな視点をもてたというか
自分の想像力に磨きをかけられたというか、、、
今回の勉強会に参加しての僕的な
一番のお土産はコレだったかな。。。
いや、楽しかったです。勉強会。
水野さんをはじめ、ゆかいな仲間たちの皆さん。
ありがとうございました(^^ゞ
・・・
※水野氏主催のこの“自身力養成講座”
毎回様々なテーマで定期的に行われているようです。
興味のある方は自分が面白そうなテーマだなと
思った時にだけでも参加してみると楽しいですよ。
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