とらわれない

ココロのストレス・摩擦の類というのは
まぁ、ほぼほぼ対人関係において
生じていることがほとんどで

誰かと比べて落ち込む、焦る。

誰かの目を気にしてカッコつける。

誰かのために我慢する。

etc…

この“誰か”にとらわれているから
自分が苦しくなってしまうわけ。

でも、何より自分の生き方、在り方を
大切にしていこう的な方向で
自己(真理)を探求していくと、、、

ある日ある時、そのとらわれに気づき、
それを手放していくことが
できるようになってくる。

フォーカスが“誰か”ではなく
自分にあってくると

そんな必死にそこにしがみつく
必要はないよなぁ…
ということに気づいて

コレは例えばだけど、人によっては
会社を辞めたり、離婚したり… とか
自分の環境を思い切って変えることも
決断できたりなんかして

自分のやりたいこと、今やれる目の前のことに、
ただひたすら邁進できるようになった。

ココロは軽やか、爽やか、健やかで、
自分がどんどん自由になっていくことを実感。

いや、ナイス!
ブラボーだぜ!!自分♪

みたいな感じになれたりもするのだ。

そうなってくるとコレは自ずと
自分の周りにいる(おく)人は

信頼できる、心許せる人
自分が無理をしないでいい人

になっていくのは、
まぁ、自然な成り行きで

多くの別れがあり、その一方で
新たな出会いもあったりしながら、
自分が深くつきあっていく人の
質・量が変わってくると思うのよ。

そう。

冒頭で言った摩擦の要因である
自身の対人関係のリストラ(再構築)が
どんどん進んでいくわけ。

こうして

自分のココロの有り様だったり、
日々の環境(人間関係)が変化していくのを
軽やか、爽やか、健やかに受け入れ、
それをちゃんと認識もできるようにもなってきた

とらわれるがゆえの不自由さ
手放すことによる自由な感じを知り、
そういう概念・定石をしっかりと
インプットできた自分なら

もう“誰か”に振り回されることはない

d( ̄  ̄)

とか思うでしょ?

ところがどっこい

どうしても自分が振り回されてしまう
“誰か”が出てくるのよ、コレが。

どんなに自分でとらわれまいと頑張っても
リストラできないその“誰か”が
立ちはだかるのだ。

…あれ?

誰かを気にして、誰かのために、
もう無理はしないと決めたはずなのに…

誰かと比べてザワザワしないと
決めたはずなのに…

そう決めて、スッキリ爽やかな
自分になったはずなのに…

どうした自分…(>.<)

いかん、いかん!
とらわれてはいかん!!
さっさと手放すんだ!!!

みたいな

違った方面のストレス・摩擦が
生じてしまうケースに
どうしても直面するわけ。

でも、自分的にそれは既にクリアしたはず

と思いたいものだから
最初のうちは涼しい顔をして

いや、まだまだなんだな…自分

とかなんとか

わかったようなふりで言い聞かせ、
時には瞑想の真似事なんかもしちゃったりして
それを無理くり押さえ込んで
平静を装おうとするのだけれど…

やがてはそれがどうしても始末がつかず
どんどん身動きが取れなくなってきてしまう、、、

そうこうしているうちに
ブラボー♪だったはずの
ココロの軽やかさはすっかり失われ、
爽やかで、健やかな自分はどこへやら。。。

そう。

“とらわれない”ということに
“とらわれる”とこうなってしまうのだ。

はてさて

一見、出口が見当たらないようにも
感じてしまうこのとらわれ

キミならどう始末をつける??(¨ )

(つづく…)

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