ドアのそばに立っていた
お母さんと小さい男の子がいてね。
その子が一生懸命に電車の
ドア部分を指差しながら
どこかちょっと得意気に
「ここにさわってちゃいけないんだよね
はさまれるとあぶないから♪」
って、お母さんに何度も何度も
言ってたわけ。
で、お母さんはそのたびに
「うん、そうだよ~」
ってやさしく答えてた。
二人のそのやりとり、雰囲気が
何かいいなぁ…(*^^*)と
ほほえましく思って
しばらく眺めていたのだけれど
ふと、その子が
「すごく楽しいねー♪」
と、誰に言うでもない感じで
嬉しそうに言ったわけ。
電車に乗ってるのが楽しいのか、
車窓からの流れる景色が楽しいのか
お母さんとこうしているのが楽しいのか
それは定かではないけれど
僕はそれを聞いた時
(そっか、ホントに楽しいんだ)
って、心の中で思わず
その子に対してつぶやいたのよ。
と、まぁ、こうして文章にしてみると
そんなの、言ってしまえば
子どもは無邪気でカワイイね
というだけの話かもしれない。
でも、正真正銘、この子は
心の底から「楽しい♪」って
思ってるんだなぁ というコトを
感じとったその感じが
とても新鮮というか、
何かあたたかいモノで
ココロが満たされたようで
すごく心地よかったのよ。
大人になって僕たちは、
社交辞令だの駆け引きだの
相手のココロを掴むテクニックだの
そういう小賢しい知識に毒されて
相手のココロ、その思いや感情を
ストレートに感じとる。
そういう感性が随分と鈍く
なってしまっているのかもしれない。
だから、今日、久しぶりに
そういう感じを感じとれる感じ
が自分の中に確かにあった。
それが何か嬉しかったのだ、きっと。
対人関係をスムースにするテクニック
知恵を身につける。
それはもちろん悪くない。
でも、それと同時に
相手の〈そういう感じ〉を
感じとる感性を磨くというのも
やはり大事な気がするのだ。
特にこれからの世の中では。
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